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「要するに」の大切さ

塾でのエピソード
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一昨日の小学生の授業、昨日の妻のレポートのアドバイスのなかで同じワードが出てきました。

「要するに何?」です。

一昨日の小学生の授業では、少し長い文章題で苦戦していたので、「要するに何を使って何を答え路って書いてあるの?」質問してみた。
この「要するに…」はこの生徒さんを始め多くの生徒さんに投げかける言葉です。

妻はレポートで苦戦していたので「要するに何が書いてあってどう思ったのか」を考えてから書き始めないといけないね、とお話ししました。

文章題が苦手な生徒さんは多い。さまざまな理由があるのだが、「要するに」条件は何で、答え方はどうするのかを意識していないことが多い。

長い文章題でも不要な部分は多く、このところ流行っている対話形式の文章題はとくにそうだと思う。
あまりの長い文章に理解する前に思考が停止してしまっている場合も多い。

無駄な部分、条件、答え方の3つに絞って文章を選別するようにして条件には棒線、答え方には2重線を引くようにする練習をすると長い文章の抵抗感も解消されてきます。

また、作文や感想文も「要するに」筆者の主張はなにで、私はどう思ったかを下書きとして書き出して考えてから書き始めると、時間もかからないし途中で主張が変わったり何が言いたいのかわからなくなって筆は止まるということも無くなってきます。
推薦時の志願理由書も同様ですね。

日頃の会話の中でもトレーニング可能なことなので「要するに何なの?」や「要するに〇〇ということね」を織り交ぜて親子のコミュニケーションしてみてください。

また、文章題の指で追いながらの音読も実はとても効果的です。
音読による脳の活性化は科学的にも証明されており、記憶力の向上やミスの軽減などポジティブな効果が多いので是非取り入れてみてください。

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