今日から中3対象の三者面談が始まります。
中3の三者面談の準備は本当に大変で1名あたり2時間以上かかるなんてことは普通です。
今週は更新ができない日が出てくると思いますがご容赦ください。
コロナ禍で面談を三者面談は最低限にし生徒とのコミュニケーションで進めてきましたが、中3に限っては1度も不要な面談がないため、年4回の面談を実施しています。
他の学年が不要というわけではないのですが、やはり中3の受験生が優先となってしまいました。
今年は復活させてもいい状況のようですので非受験生も年2回の面談を復活させたいですね。
さて中3面談をどう進めていくかを少しお話しします。
年8回ある模擬試験(一斉模試)のうち、推奨模試として4回(6月、9月、11月、1月)を設定しており、その結果を見ての三者面談を実施しています。
6月の三者面談は無料の春模試を除けば、初めての模試となりますので、結果と今後についてのお話し、夏休みの過ごし方などを確認します。
模試の答案や全体正答率に対しての正解率、志望校に対しての不足点の確認や志望校変更などについて生徒を中心にお話を進めます。保護者さんが受験をするわけではないので聞いていただくだけという形式です。親御さん中心にお話を進めると、受験生本人がどこか俯瞰的な立場になってしまい当事者感がなくなってしまうからです。やる気を出してもらうことが一番大切なので基本的にネガティブな話はせずに次の8月末の模試までに何をしなければいけないのかを明確にしていきます。
模試の分析シートもお渡しますが、志望校判定だけを見てその他の重要な情報を見ないことがあるので志望校の判定は記入せず、明確な目標と何で何点取るのかを記載したものにしています。
9月の面談は面談終了後に始まる土曜自学支援のカリキュラムの確認や私立のオープンキャンパスを終えて志望校の見直しなどを話し合います。
11月は学校の三者面談の期間に実施しますのでその対策や、最終的な私立の受験校確定をします。推薦や専願についてもこの時期に話し合うことになります。
1月は公立の志望校確認です。
このような流れで1年間の面談スケジュールとなっており、本格的な受験準備が始まります。
生徒の皆さんが3月の自分の姿が想像できるような面談をしたいと思っています。
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