何かと忙しく全く更新できていませんでした…
塾は元気に運営中です。4月、5月を中心に例年になく多くの生徒さんに入会をいただきました。
近隣の学習塾の閉鎖の影響(恩恵?)もあるのかと思いますが、昨年のピーク時の人数に迫る勢いとなっとり本当にありがたいことだと思っております。
中3の入会も多く中3はすでに昨年の最大人数以上となりました。
さて、6月上旬の模擬試験の結果の返却があり三者面談を実施しています。
2週間ほどかけて三者面談を実施しておりますが、毎日3人から4人の面談を実施させていただいいており準備で連日の徹夜作業となっています。
この時期の生徒さんの特徴で、点数と実力がマッチしていない方が多いです。
ほとんど正解なんですが、重要な語句が抜けていたりポイントを少しはずしていたり、説明の言葉が足らないという解答が多いのです。
ですから、現状の点数や志望校判定のみでお子さんの状況を判断できないということになります。
全教科の解答用紙にくまなく目を通し、知識のレベルや今後の学習方法に関して熟慮が必要となります。私は1名あたり1.5時間から最長3時間ほどかけて答案を精査しています。だからどうしても徹夜になってしまうんです…
保護者の方や一部学習塾ではここまでの精査はしていないと思います。
ですから「なんね!この点数は!もっと勉強しなさい!」とか「志望校判定Dじゃないの!もっと偏差値が低い高校にしなさい!」などとコミュニケーションしてしまい生徒のやる気を削いでしまうことがあるのだと思っています。
答案を見ればその生徒さんの実力はもちろんのこと、現在どのような学習状況でどのようなマインドであるのかも想像ができます。ある生徒さんに面談後に私の面談の内容が「今の自分に当てはまりすぎていてビックリした」と言われました。まあそれくらいの準備はしていますからね。
詳しい内容を書くと本が書けるレベルになるのでここでは控えますが、ほとんどの生徒さんで今やるべきことは、模試やテストをきちんと正しいプロセスで余すことなく使い切ることです。
現状の点数や志望校判定はあまり気にしなくて良いです。1月実施の最後の模試での到達地点や実際の入学試験までの目標が明確になっていることが一番大切です。
昨年の生徒の中でも6月の模試から1月の模試の間に100点以上点数を伸ばした生徒さんはいらっしゃいます。80点ほど上げた生徒さんは少なからずいるという感じでした。毎年同じような状況です。
具体的にいつまでにどんな勉強をして何点上げることが目標なのかを明確にすることが一番大事です。学力のピークは受験の時が理想です。早くても遅くても志望校合格にはつながりません。
中長期で自分の姿がイメージできることが私の面談の最大の目標であると思っています。
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