昨日高校3年生の生徒さんが私に、「受験が不安で…今からとても焦っています」と声をかけてくれました。
私は「よかったね!」と返しました。
生徒さんはキョトンとした表情で「周りは推薦ばかりで、一般入試を選んで心配でしょうがないです。全然よくないです…!」と返事がありました。
私はこの時期に焦り始めない子は勉強不足だと思っています。
あまり勉強をしていないと自分の実力がどの程度なのかをなんとなくしか把握していなく、どのくらいの学習量が必要なのかがわからない為、謎の自信が湧いてくるのです。
「まあ、どうにかなるでしょ」というものです。
勉強すればするほどやらなければいけないことがたくさん見えてきて、突き詰めて勉強すると、想像していたより多くの時間を要することに気づき、残り時間が少なくなっていることに気づくのです。
だからきちんと受験勉強に向き合っていてこそ焦りが出るのです。
中学3年生や高校3年生では「これだけやれば大丈夫!」というような自信が湧くほどの経験値はないので受験当日までずっとプレッシャーにさらされます。
この経験が大きな人間に育つために必要なのだと思います。
がんばれ!受験生!
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