書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか更新できません…
今日は塾で演習中や、夏期講習会の中で話題になった「問題文きちんと読まない問題」についてです。
記号で答えなさいと書いてあるのに用語で答えたり、「間違ったものを選びなさい」と書いてあるのに正しいものを選んだりする生徒さんは思いの外多いです。
以前ケアレスミスは病気とおなじという記事を書きましたが、この症状も病気の一種ですね。
ケアレスミスを治す基本は、自分の傾向を知って対策をすることです。
ケアレスミスをしがちな生徒さんとあまりしない生徒さんでは共通テストで60点以上の得点差がつくというデータもあります。1点を争う入学試験で60点も失点するようでは人生を変える致命傷になります。
問題には「何を答えるか」「どのように答えるか」の2つのキーワードが必ず盛り込まれています。これを意識するためにマーキングをする習慣をつけると良いと言われています。
「何を答えるか」を間違える生徒さんはほとんどいません。
「どのように答えるか」に絞ってマーキングしていけば良いでしょう。
例えば、「○つ選びなさい」「記号で答えなさい」「間違ったものを」などのワードに丸印をつけるなり、線を引くなりすることです。
斜め読みや途中まで読むことをしないと意識し条件が必ずあると思い読む習慣をつけることが大切です。
何度も言っていますが、ケアレスミスは最も治しにくい失点です。
きちんと対策し、学んだことを無駄にしないようにしたいですね。
コメント