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夏休みの計画…計画のない目標はただの願い事

学習法
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昨日、小学生は予定を立てて行動する練習が必要とお話をしましたが、塾で使用している計画表についてお話しします。
少しセンセーショナルなサブタイトルがついていますが、「星の王子さま」などで有名なサン・テグジュペリの言葉です。

必要に応じて、このような計画表を使って指導しています。

絶対に達成したいこと、できれば達成したいこと、我慢することの目標を決めます。

そして基本計画とある場所はタイムプランを作ります。
2つあるのは、部活のある日、ない日や、平日、土日に分ける場合に使います。
予定通りに行かないと嫌になってやめてしまうことがありますので2つくらい用意しておくと合わせやすくなったりメリハリがでます。
長期休暇は生活が乱れがちになるので、起床時間と就寝時間を明確にしておくことも大切なことです。

絶対に達成したいことは夏休みの宿題や自由研究、購入した問題集などになるのかと思います。
これは提出義務があったり、夏休みに克服したいことなど「約束」に属するものです。

できれば達成したいことは、計画に余裕ができた時など、もう少しできればいいなと思っていることを決めます。「約束」が前倒しになった場合になどモチベーションを維持するためのものとして考えてください。例えば読書や追加の問題集などです。
「約束」は達成可能なものでなければなりませんので少し余裕のある計画を立てる方が良いので、この項目はその穴埋めをするという意味で重要な目標です。

我慢することは以前の目標でうまくいかなかった反省などを反映すると良いでしょう。
小学生は「スイッチは1時間まで」とか「Youtubeは2本まで」などでしょうか。
中高生は「スクリーンタイム2時間以内」や「インスタ消す」などになると思います。

目標は「SMART」に沿って決めます。
「S:具体的、M:計測可能、A:達成可能、R:現実的、T:期限がきってある」ということで会社員などの目標設定で使われていると思います。
例えば「1日1ページずつ夏休みの宿題をして8月26日までに終わらせる」や「7月31日目でに3冊の読書をして、8月12日までにその中の1冊の感想文を原稿用紙1枚に書く」などになるでしょう。
目標は具体的であればあるほど計画が立てやすくなり達成率が上がります。

目標が決まれば、期限に沿って1週間ごとにやらなければいけないことを決めます。
最初の目標であれば、1週間に7ページ進んでいるはずですが、少し余裕を持つことが大事なので6ページな度にすると良いでしょう。それを週間目標管理にページ数を書き込んでいきます。

そして1週間に落とし込んだ目標を日々に落とし込んでいきます。
小学生はここまでしなくてもいいと思いますが、高校生は具体的な問題番号を記入している生徒さんもいました。

計画で最も大切なことはリプランができるようにすることです。
余裕を持った計画作りが大切で「予備日」や「予備時間」を自由日や自由時間の代わりにすると、「早く終わらせてやりたいことをしよう」というようになります。

「我慢すること」を設定しているのは、「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」を明確にして、やらなければいけにことを優先する思考になるように誘導するためです。

エクセルのファイルを添付しておきますので日付の変更などをして活用してください。

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