長く塾をやっていると文理選択の話ができています。
この時期の高校1年制の多くは希望を出し終わっていますが、本当に良かったの?思う時期です。
今から書くことは、論理的根拠は一切なく、参考程度で捉えていただければと思います。
「これはなんですか?」と聞いてみてください。
正三角形と答えたら文系適正です。
三角形とだけ答えたら次を書いて見せてください。
二等辺三角形と答えたら文系適正です。
三角形と答えたら理系適正ということになります。
文系選択の生徒さんの多くは数学が苦手と答えます。
見た目や感覚で捉える傾向があり情緒的な能力が高いように感じます。
ですから、政治家や弁護士など人々の感情を考慮し物事を進めていくことに長けています。
理系適正の高い生徒さんは物事を論理的に捉える傾向にあります。
一見、正三角形や二等辺三角形に見えてもそのような説明がなく根拠がない場合はそうとは言い切れないと判断します。
ある基準を基に判断するので仮説を検証するような研究職や技術職などに適性があると言えます。
理系の生徒さんで国語を得意とする生徒さんが多いのもこのような傾向からだと考えられます。
文系なのに国語が苦手(特に論説文)という生徒さんが多いのも同様の理由からとなります。
国語は本文に書いてあること以外は不正解になります。
出題者が根拠なく「これがそうです」と言われても納得できませんよね?だから、「ここにそう書いてあるから」という根拠が必要になります。
4択問題で良く間違える生徒さんのパターンは以下のようなことが多いのです。
2つは明らかに違うことが多く、最後の2択まで絞れます。
この2択で「それっぽい」と「あやしい」に分かれます。
「それっぽい」は本文にそのような記載がないことが多く間違いであることが多いのです。
「あやしい」は本文にそのように記載されているが文頭や最後に書かれているか、本文を読まずに解き始めているため知らないから正解だと気づけないため誤答してしまうことがあります。
以上のように簡単なテストで適性がわかるという、なんとも根拠のない仮説ですが、塾生で試してみると面白いように当たっています。
中学生の図形の角度のテストで「このくらい」で答えている生徒さんは文系選択をした方が幸せになることが多いのかもしれませんね。
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