私立高校の合格発表

私立の一般入試の結果が出ました。

みなさん合格できて一安心です。

この時期に必ず確認することが公立高校の受験に関してです。

私立専願で受ける生徒さんは依然として多く。すでに受験も終わり緊張感からは解放されている様子です。塾では高校進学準備に入っていますが、例年ではあまり見られなかった2月退会が今年は多いように思います。高校進学後も継続してくれる生徒さんの比率はあまり変わっていませんが3月末まで続けてくれる生徒さんが減っている状態です。
高校進学は通過点なので遊びすぎないようにコミュニケーションを取りたいのですが、退会されてしまうとなかなかそれも難しくなります。高校受験は高校1年生の1学期までと面談でもお話ししていますが、退会後も頑張ってくれると良いなと思っています。

私立一般入試にチャレンジした生徒さんも公立高校を受験しないつもりという生徒さんも少なからずいらっしゃいます。
このような生徒さんには強く公立受験をお勧めしています。
元々私立校に行くつもりであれば、公立高校はチャレンジ入試ができます。
現状の学力的には少し厳しいけど合格できたら入学したいと思っていいる学校にチャレンジするのです。

メリットは大きく2つ
1つ目は公立に合格すれば、大きな希望への前進となります。
元々チャレンジ入試なので不合格になったとしても受けなかった場合と進路は変わらないので、より将来の夢に近づくことができ、学費も安くなる可能性が高いということです。
2つ目は私立校に入学となった場合でも、希望の公立高校に入学できることになった場合でも、4月入学時の学力が推薦や専願入試で入学の生徒さんと比較して高い傾向にあり、多くの私立校で3月に実施されるクラス編成テストでコースチェンジや習熟度の高い生徒さんの多いクラスに入ることができるからです。

高校入学は通過点です。就職にせよ、大学入試にせよ高校進学後の学力は高い方が良いに決まっており、スタートダッシュが非常に大切だといえます。

私立受験でモチベーションが下がる生徒、保護者さんは多くいます。
私は高校生で大学受験にチャレンジしようと思ったが成績が足りず、大学進学を諦め専門学校に進路変更を余儀なくされた生徒さんのご相談を受けてきました。
スタートダッシュがうまくいっていれば、このようなことがなかったのではないかと思うことが多くあります。
１ヶ月ほどの遊び期間で今後の人生が大きく変わってしまう可能性を秘めています。
よく考えて今後２ヶ月の過ごし方を考えていただければと思います。