早いもので今月で私の塾も開校7年目を迎えます。
元々長年飲食店に勤務してきた私にとって塾経営はチャレンジでした。
今年は過去最も多い塾生に支えられ運営させていただいています。
そんな私が塾を開校当初から大きな柱として持ち続けているポリシーがあります。
「地域密着型の塾で、様々な家庭の状況の中でも教育を受ける機会を可能な限り提供する」というものです。
面談時にもお話ししていることですが、塾は家庭にとって高価な買い物です。
保護者は毎月の小遣いを減額したり、兄弟を抱える方も全ての兄弟に平等に機会を与えたいが、年長者からの順番になってしまったりと様々な事情の中、お預けいただいていると思っています。
実際私も3人の子供を抱え、塾代を捻出する為、我慢をしてきました。
本当に大切なお子様をお預かりしていると思っております。
そんな中、私の出来ることは、地域の方々に学習の場を提供するということです。
そのような思いから、開校3年を過ぎたところで、隣室を追加で借り30席の自習室を設置しました。
当初よりの席数を加えると50席の自習席があることになります。
今の人数になっても満席に近い状態になることはありますが、全て席が埋まるということはありません。
だから、当塾では、高校進学後に授業がなくなった生徒も、自習室の利用をお断りすることはありません。むしろ空いているのであれば積極的に利用してほしいと思っています。
もちろん、満席になった時には塾外生からご遠慮願うことにはなりますが、今のところそのようなことにはなっていないのは前記の通りです。
それでも塾生との差別化は必要なので、コピー機の使用やAIタブレットの使用はNGとしていますが、テキストの貸し出しや進路の相談など、経費としてかかるものがない限り同様に対応しています。
塾生は友人を連れて自習に来ることも歓迎です。
もちろん塾への勧誘等は一切していません。塾の雰囲気を感じていただき、将来の塾選びの時に候補の1つとなれば、それ以上のことは望んでいません。
昨今、スマートフォンやタブレットの低年齢層への普及もあり、自宅での学習が困難な状況になっていると思います。駅前のココカラ日の里はいつも自習の生徒で賑わっています。
当塾に関わっていただいている方が、将来の自分のために時間を投資してくれる場所であればと思っています。
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