高校生の中間テストが終わりました。
クラス1位になった生徒さんもいれば平均点付近という生徒さんもいます。
国公立大学に入りたいと思っている生徒さんは高校3年間をどのように過ごせばいいかという目安は知っておくべきでしょう。
進学校に在籍する生徒さんは、よく学年+2時間と言われていると思います。
概ねこのような感じですが、受験までの3年間という尺度で考えていきましょう。
国公立大学を受験したいと思っている生徒さんは現状の学力にもよりますが3000時間程度の学習時間が必要とされています。
365日✖️24時間✖️3年間=26,280時間です。
おおよその目安で1/3は睡眠や食事など生活に必要な時間、1/3は学校に必要な時間とすると、高校3年間で自由に使える時間は
26,280時間➗3=8,760時間
ということになります。
自由に使える時間の1/3以上は学習に充てないと国公立大学は厳しいということになります。
もちろん1,2年の間は部活がある人もいるでしょう。高校3年生になれば学習時間を増やすことも可能でしょう。当校の高校3年生はよく頑張る人がおおいのですが、そんな方達でも1年間で学習に充てられた時間は2000時間程度です。
残りの1000時間は1,2年の間に学習しなければいけないので「3年生から頑張ろう!」が厳しいことは単純計算でもわかりますね。
もちろん、その時の成績で状況は変わりますが、1、2年で積み残しがある場合は3年生でやるべきことは増えるはずです。
高校に入学して2ヶ月が過ぎようとしています。1,440時間が過ぎようとしています。
早く気づいた人が勝ちます。
あっという間に受験当日になりますので、後悔しないように1日1日を大切に過ごしてください。
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