今日はケアレスミスについてです。
なかなか刺激的なタイトルですが、真実です。
問題を間違える主な理由は3つです。
①忘れている
②習っていない(聞いてなかったも含む)
忘れているならば思い出すように見直せばいい。これが一番軽症です。
習っていないならば教えてもらったり自学すればいい。最近はYoutubeなどでも良いコンテンツがたくさんあります。塾も手段の一つです。
さて、ケアレスミスはどうしたらいいでしょうか?
知っている、わかっているのに間違えるのです。
ケアレスミスは病気です。
ケアレスミスをする生徒は毎度のテストで同じ「いいわけ」をします。
符号ミスした、問題ちゃんと読んでなくて記号で答えるところを記述した、などです。
この病のやっかいなところは患者に自覚症状がないことです。
根本的な治療が必要にもかかわらず症状を軽くみて治療しようとしないため、致命傷になるまで放置することが多いのです。
ケアレスミスを減らすためのステップは以下の通りです。
①軽く考えずなくすための努力をしなければならないことを認識する。
②自分はどのようなケアレスミスが多いのかの傾向を把握する。
③ミスに対して次にそのようなミスをしないようにするための対処方法を考える。
③は塾や保護者など第3者の意見を聞く方が良いと思います。
例えば、よく符号ミスをする人は間違いがなくなるまで自学ではプラスでも符号を書くことや、字が汚くて転記ミス(これ案外多い)をしないように丁寧に書く、元式や途中式などに斜線を入れて式をいじるのをやめる、移項の仕方を見直すなど対処方法は様々です。
俯瞰的にものを見ることと、同時に2つ以上のことをしないようにすることがミスを減らす上では大事とされています。
このように、ケアレスミスは非常に治すのがむずかしいのです。
「やればできる子」は言い換えれば「やらなければいけないことをやらない子」です。
しっかりと向き合って結果に結びつくといいですね。
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