今日は7つの習慣の中で実践していることを書いてみる。
第5の習慣に「まず理解に徹し、そして理解される」というものがある。
これはとても大事なことだと思っている。
「先生」や「上司」と呼ばれる人の中でこのスキルが欠けている人が多いと感じていた。
自分の主張が正しいと思うがばかりに、相手のことをよく理解せず自分の主張を押し付けてくるのだ。
塾を始めてから特に大切さに気付かされた。
生徒は自分のことをよく知らない人の言うことを真剣に聞こうとはしない。
よくよく考えれば当然のことである。
子供たちからしてみれば「なんやねん、あのおっさん」ということになるのだ。
私は、就寝時間が3時〜4時である。
11時前に帰宅し、News ZEROを見ながらご飯を食べたり妻と1日の出来事の会話をする。
1時頃からは自分の時間を取ることができるので、生徒からお薦めされたアニメやYoutube動画、漫画などを見たり読んだりする。
私は50歳で生徒は30歳以上年下の人たちなので、最後まで視聴することが厳しいコンテンツももちろん存在する。
たくさんの生徒からいろいろオススメをもらうので時間的にも厳しい時がある。
それでも、出来るだけ視聴するようにしている。
合わなかったものは素直に「見たけど最後までは無理だった」と正直にお話しする。
それでも、見るのと見ないのでは大きな違いがあり、少しでも会話のきっかけになる。
こうして、その生徒がどのようなものが好きで、どういう良さがあるのかを聞くことはお互いの信頼関係を深めていく中で非常に大切なことだと思っている。
もちろん、とても面白いコンテンツもあるので、自分の見識を広げるという点でも楽しいことだと思っている。
ここまでしないと私の話を聞き入れてくれるものではない。
「どうして定期テストを頑張らなければいけないのか」「自分の思う進学先をきちんと考えることが大切なのか」など私が伝えたいこともたくさんある。
でも、私から先に話を聞いてもらおうとすることはない。
生徒たちは私にいろいろな話をしてくれる。
私も楽しいと思っているし、生徒も熱く語ってくれる。
少し時間はかかってしまうのだけれども、これからも生徒の話をよく聞いてお互いに成長できれば良いと思っている。
コメント