当校に在籍する先生で大学4年の講師が何名かいる。その中の1名が塾業界に就職を希望しており、土曜日が本命の最終面接ということだった。
教育大の先生なので本来は教員になるべきなのだと思うが、私は一度民間会社の経験を経たのちに教師になるという考えは非常に賛同できる。
私も自身の経験と3人の子供の成長過程でさまざまな先生と出会ってきた。
民間企業経験のある先生は、子供に対して一個人として接する方が多く、根拠を大切にしている傾向が強く、民間経験のない先生は理想を持ち教育者として子供と接している方が多かった。
30人以上の子供たちを預かる立場として、もちろんどちらが良い悪いはないのだが、私の場合は強く印象に残っている先生は前者の方が圧倒的に多かった。だから、大学4年生の講師が民間に就職することを応援し、可能な限り私の経験や知識をお伝えしてきたつもりだ。
その最終面接の前日の金曜日に、新規の講師希望の方の面接の予定があった。これは使えると思い、その講師に面接官をやってみるようにサジェストしたところ、是非ということだったのでミーティングやメールのやり取りで準備をしてきた。
あるあるではあるが、講師希望の方は面接に来ず電話応答もなかった。
せっかく準備してきたので、何かできないかと思い、当日チューターをしていた大学1年生の講師に、希望者役をやってもらうロールプレイを実施した。
2名とも真剣にロールプレイしており関心をした。準備していたことの質問だったが、間の取り方や助け舟の出し方、言い換えて応答する事など実践でなければできないことが経験できたのではないだろうか。面接官を経験することは面接を受ける側にとっても非常に有意義であると思う。
結果がいつ出るのかは聞いていないが、無事終了した連絡はいただいています。
合格していると信じています。
(追記)
講師の先生は見事合格され春からライバル校の職員になります。
いい塾であれば構わずお薦めしているので頑張っていい塾を作ってください!
残り半年、一緒に働けることを嬉しく思っています。
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