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模試の使い方

塾でのエピソード
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今日は中3の模擬試験の為、朝から出勤です。

せっかくの模擬試験の日なので模試の使い方などについてリマインドしておきたいと思います。

中3の模擬試験は4月、6月、8月、10月、11月、12月、1月、2月の実施が多いかと思います。

模試はどれくらい受けたら良いですかとよく質問されますが、可能であれば全てを受験していただくのが良いです。

福岡県の模擬試験は3つです。お馴染みの「フクト」、続いて「県模試」「一斉模試」などがあります。
「フクト」は公開模試のため受験者数も多く、私立高校を中心に指標として使われているケースが多い模擬試験です。
「県模試」「一斉模試」は塾内実施中心の模試のためフクトほど受験者数は多くありませんが、各社データに工夫があります。上手に使い分けていくことが大事だと思います。

塾内実施の模試は、なれた雰囲気での実施となるため、実力が出しやすく現状の正確な学力を測定することができ、塾側も詳細なデータが入ってくるので、面談等に活用しやすくなっています。
当校はパソコンで見ることができるデータが豊富で面談時に使用しやすい「一斉模試」を実施しています。6月、8月、11月、1月の模試の結果(計4回)で三者面談を実施しています。

「フクト」は塾内模試でも広く使われていますが、公開模試も大きな会場を用意しており、受験の雰囲気に近く、私立高校などを試験会場としている為、緊張感がある模擬試験になります。
ただ、公開模試はその後のフィードバック等がない為、志望校判定などの受験結果のみにフォーカスされがちになり、本来の模擬試験の使い方になっていないケースが多く見られます。

模擬試験は時期にもよりますが、志望校判定よりも、志望校の合格基準点まであと何点必要で、どこを勉強すれば良いのかを見極め次の模擬試験までの学習方針を決定することが大切です。

答案や得点率に対して、どこの単元の得点を上げる必要があり、どのような学習をしていくのかを決めていくことがこの時期の受験勉強には必須となります。

また、模擬試験は各社詳細な分析をもとに作成されている、非常に優秀な予想問題集です。
可能な限り受験した方がいい理由はここにあります。
ただし、優秀な予想問題もただ受けるだけではほとんど意味がありません。
だから、必ず自己採点とやり直しを実施して、出された問題は必ずできるように繰り返し学習することが重要です。また、返却後は自己採点と照合し、どこがずれているのかを見ておくことにより自己採点で見逃したり勘違いしている重要ポイントの発見をすることができます。
上記をしないで模試を受けるだけならばほとんど意味がなく、模試は定期試験と重なることも多い為時間の無駄になってしまいます。

このように模擬試験を使っていただくと、来春に結果として現れてきていると思います。

高校進学後は進研模試などの模擬試験の重要度はさらに高くなります。それに気づかずに軽く考え、受けるだけの生徒さんは大学受験に失敗するケースが多いですね。

国公立など推薦枠の少ない大学を目指しているのであれば、「進研模試>定期テスト」です。

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