定期テストの返却が始まり一喜一憂です。
テスト返却時に最も聞く言葉は「凡ミス」=ケアレスミスではないでしょうか?
常日頃より「ケアレスミスは病気」だから処方箋と治療が必要と言っていますが、やはり撲滅はなかなかできません。
今回はケアレスミスの中でも最も多いと思われる「符号ミス」をする人の特徴を簡単に振り返ってみたいと思います。
まず初めに、意外と多いのが「字が汚いことによる転記ミス」です。
8が6に見えたり+が×に見えたりさまざまです。
自分の書いた文字を見間違える人は字に対する自覚も低い傾向にあるのでなかなか治りません。
丁寧に字を書くようしつこく言い続けるしかありません。
次に多いのが「途中式をきれいに書かない」人です。
問題の余白の真ん中から書き始めて、次に空いている左を使ったりしてとにかくどこに書いているのかわからなくなる。筆算も空いているスペースに適当に書くので、桁間違いや符号の見落としなどを起こしやすい人です。
最後に最も気をつけてみていただきたい人は数字と符号を「かたまり」で見れない人です。
手書きで見にくいですが、上のような計算式だと赤丸を1つのかたまりとして意識できていれば符号ミスはほとんど起こりません。
符号ミスをする人は数字を意識しすぎて符号はあとで見ている傾向にあります。
例えば答えが「−9」のとき「9、マイナスの」と答える人はよく符号ミスをします。
「そんなわけないじゃん」とお思いになるかと思いますが、これがまた結構多いのです。
もちろん本人は無自覚です。そしてこのような人はテストで複数の符号ミスを犯しています。
一度上記3点を確認し、付合ミスの原因になっていないか確認してみてください。
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