中学校2年生から当校を利用していただいている高校2年生の生徒さんがいます。
もう4年以上通ってくれていて、高校受験を勝ち抜き、現在県立の進学校に通っています。
とても素直な生徒さんで、面談の度に保護者さんに「自慢のお子さんですね!」と話しているような生徒さんです。
この生徒さんは、未経験で塾の経営を始めた私にとって、本当に尊敬と感謝をしている師匠とも言える生徒さんです。
通塾当初は先生と二人三脚で頑張り、成績をじわじわあげてきました。
高校受験時は私立受験の時に緊張のあまり力が発揮できず、希望のクラスに合格することができませんでした。
現在通っている県立高校もCかD判定で、直前の模試はD判定でした。
志望校の変更をお勧めした方が良いのか非常に迷いましたが、本人の強い希望もありチャレンジを決めたという経緯があります。
前日、いや当日まで本当に頑張っていました。
諦めずに合格するためには何をしなければいけないのかをきちんと見定め、最後まで頑張り続ければ結果は裏切らないということを教えてくれました。
本人も、私も大きな自信に繋がったことは間違いがありません。
合格後も、私の考えを理解し入学前までやるべきことをしっかり守ってくれました。
せっかく合格しても入学前までに遊んでしまうと入学後下位に沈んでしまうので、英語は文法のおさらいと単語を、数学は先行学習をしてきました。
逆に言えば、遊んでしまう子が多い中、この時期の頑張りはコスパがいいのです。
下記の記事を自信を持って書けるようになったのもこの生徒さん(だけではないですが)の結果が私の自信につながったからだと思っています。
高校2年生の現在になっても学年順位は上位をキープしています。
きちんとした目的意識と学習習慣があるので、好きなタレントさんのライブの遠征や配信もしっかり楽しんでいるようです。
点数開示の結果から考えるとおそらくかなり下位合格だったと思います。
私たちは「最下位合格!」と笑いながら言っていますが、結果を残せているからこその笑い話だと思っています。
この生徒さんと私の間には1年生の時からの目標があります。
希望の大学に推薦で合格し、大学生になったら当校の教師となってたくさんの生徒さんに勇気と努力の尊さを伝えていくということです。
残り1年となりました。このまま目標に向かって希望を叶えてほしいと思っています。
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