高校生の生徒たち

先日は懐かしい方々が来校する日々でした。
その中で触れた高校生の元生徒さんのお話しです。

当塾は7月までは高校生比率の方が高い塾です。
なぜなら、高校1年生になっても通塾を継続してくれる生徒さんが多いからだと思います。

現在も多くの高校生をお預かりしています。学年首位やら1桁台、目標とする学校に対して好位置につけている生徒さんは多数いらっしゃいます。過去にも上位公立高校を主席で卒業された生徒さんや上位で卒業されている生徒さんは多数いらっしゃいました。
在籍生徒だけでなく元生徒さんにも優秀な成績を自慢しに来校される生徒さんもいらっしゃいます。
そんな中で先週来校した生徒さんは思い出深い生徒さんでしたので少しお話ししてみたいと思います。

その生徒さんは中学2年の夏に入会されてきました。身体にハンデキャップがあり学校に行けない、または通院のため早退することが多いという生徒さんでした。
中1までは上位の成績を残していましたが、やはり学校に行くことができないため、成績は下降していました。塾に入り学校に行けなかった分の取り戻しや体調の回復なのでメキメキ成績を伸ばし、上位の公立高校に無事合格をすることができました。家庭の事情で中３で退塾となりましたが、近くに転居してきたこともあり、退塾後も時々顔を出してくれていました。
高校2年生の半ばよりぱったり姿を見せなくなったので、心配していましたが、先日ふらっと現れ行状の報告をしてくれました。

高校2年になり再び調子が悪くなり学校を休みがちになったということでした。
高2の終わり頃に持ち直し通学を再開し、再び学業に励むようになったようです。
なんとか進級することができ、少しずつ勉強時間を増やしていったそうです。
今では、勉強が楽しくて平日4時間、土日12時間という学習時間を確保し、ムラはあるものの主要教科では偏差値65以上にすることができたそうです。

毎日その日事項した学習時間、翌日の予定(彼女いわく理想)をかきTODOをこなしていくことを3ヶ月間続けているそうです。
私の塾では、夏休み以降、夏期講習受講の中３対象に毎週土曜日に自学教室を開催し、自分で学習する方法をお伝えしています。
高校入学後は自学の時間が圧倒的に増えるからです。

このような生徒さんの話を聞くと、少しはお役になてているのだと自信になります。
他の生徒さんも週に1回の授業で成績上位をキープできているのは、自学とはなんなのかを理解してくれているからだと自負しています。

卒業後に当塾の講師で活躍してくれている生徒さんが多いことも、私の考えに共感してくれているからだと思っています。

これからも、自分の夢を実現するために頑張る生徒を応援したいと思っています。