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集団塾か個別指導か…

学習法
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中3の3社面談が終わり、入会面談のピークが来る時期になりました。
土曜日は三者面談3件、入会面談2件と喉と頭をフル回転したので、日曜の休みは久しぶりに家でゆっくり、したかったのですが…そうもいきませんでした(笑)

私は、本当に生徒に合った塾を選んでもらうことが大切だと思っているので、本来塾の入会面談ではセオリーとなっている当日入会を迫りません。キャンペーン日程で当日入会となることが過去7年で何件かありましたが、それ以外は一度持ち帰っていただき、他塾も見ていただいた上での検討をお勧めしています。本部の方からは怪訝な表情をされていますが、当塾が全員にフィットするとは思っていない(思わないようにしている?)からということもあります。
それでも地域では最も生徒さんをお預かりしている個別指導塾だと思っているので約8年この方法で面談をしてきました。たくさんの塾を見ておきたいと思っている保護者の方は安心して当校の体験授業を受けにきてください!

宣伝はここまでにしておいて、入会面談で、必ずご説明することの中に「集団塾」か「個別指導塾」か問題があります。
それぞれ、特徴があるのでここで少し触れておきます。

集団塾は、スクール形式で、多くの生徒さんを対象に授業を行う形式の塾です。
近隣の代表的な塾では、英進館や全教研などが挙げられます。
それぞれ、特徴がありますがここでは割愛いたします。
集団塾に向く方の特徴は、一定以上の成績を残していて、学校より先の授業を受けて受験を有利にしたいとおもっている生徒さんです。5教科すべての授業を行なっている塾が多くコスパに優れている点も集団塾の特徴と言えます。
一方、学校の授業にわからないことが多く、やり直し学習をしたいと思っている生徒さんには不向きです。そのほかに、大勢での授業や、競争が苦手だという生徒さんにも不向きと言えます。
多くの集団塾では学力別のクラス編成をしており、校内テストの結果でクラス替えがあります。
この部分が競走にあたり苦手だと感じる要素だと思います。
塾での上下関係はほとんどの場合学力によるものですので、成績が良い生徒さんでも苦手と感じる方は一定数いるように思います。

個別指導塾は、各個に必要な授業を提供することができるため、戻って学習したり、学校の勉強ではなく受験に特化した内容にすることも可能です。
1〜6名での授業となるためケアが手厚いのが特徴の一つです。
ただ、ケアが手厚いのが万能というわけではなく、講師の解説時間が長すぎると、その場では分かったように感じるが、いざ自分で問題にチャレンジしても解けないという生徒さんがいらっしゃるのも事実です。また、塾や講師が主導となってカリキュラムを作成するため退塾後に「何を勉強したらいいのかわからない」という生徒さんになってしまうということがあります。これは集団塾でも同じですが、高校受験が終了し、退塾して高校生になったが、成績が思うように伸びないという生徒さんが一定数いらっしゃる現状からも明らかなことだと思います。

このように形式だけを取ってみても長短がありますので、生徒さんの学力や性格で塾を検討されることが大切だと思います。
そのほかに各塾で人数だったり教室の作りだったり、教室長の入れ替わりの有無でも特徴があるので色々みて決めることがとても大切なことだと思います。
即決を求めてくる塾は他塾を見てしまうとそちらに取られてしまうと思っているためだとも言えるので、「今日決めてくれたらテキスト代を無料にする」や「お子様も良かったと言っていますよ」という言葉に惑わされず、本当に生徒さんに合った塾を選ぶために本音が言える自宅での話し合いが必要ですね。


余談ですが、よくある質問で6人なのに個別指導??というものがあります。
各個人で別々の学習をする形式であれば何人でも個別指導ということになります。
1回での対応人数の差は授業料に反映されます。塾の経費で最も高いのは講師給与で、マンツーマン指導であれば講師の報酬は対象の生徒1名がすべて負担となるため高額になります。
料金と授業形式でどこでバランスを取っているのかも塾の選択の要素となりますので検討の材料の1つとなりますね。
個別指導のなかでは、マンツーマン指導が良さそうに感じますが、マンツーマンに向かない生徒さんも多く(これがまた意外に多いんです)、高い授業料なのに成果が出ないということになります。すぐ聞ける環境=分かったつもりになりやすいということです。
どの形式がいいのかも説明をよく聞かれることが大切ですね。

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