今日は6月実施の公中倹模試の結果が返ってきました。
当校は集団塾ではなく個別指導塾なので多くの生徒さんが宗像中受験を目指しているわけではありません。ただ、1名1名に手厚い指導を心がけていますので、私も講師の方々もしっかり準備し授業を展開しています。
今回は3月実施の模試に対して文系科目のテストで偏差値を22も上げた生徒さんが出ました!
中学生や高校生の偏差値とは違い、この時期受検の生徒さんは長く受検対策学習している人が多く偏差値50が大きな壁となります。
過去の実績から見ても偏差値が50を超えると合格率が一気に上がります。
どの年齢でもそうですが、勉強は楽しく、無理なくすることが大切で、特に小学生は今後の勉強をする期間が長いこともあり慎重に対応しています。
当校に通っている受検希望の小学生も「本当に受験生なのか?」と思うほどのんびりしており、所謂「お受験」とはかけ離れた雰囲気です。
過去に合格した生徒さんもそうでしたし、不合格となったが中高で優秀な成績を残している生徒さんも同様でした。
高価な夏期講習を受けさせたり、他の子達はもっと頑張っているというような煽りをしていませんのでそのような雰囲気なのでしょうが、結果を残す子はきちんと残していきます。
勉強は楽しいものでやらされるものではないことを時間をかけて、お話ししています。
そのように接していれば、今やっていることの意味を理解し、今自分に必要なこととして予習や演習をこなしていくようになります。
当校は受検小学生に「宿題」は出しません。
「次はこの単元をやるからね」とだけ伝えています。そうすると生徒はしっかり予習をしてきて、「ここがよくわからなかった」とか「ここがやりたい」と言ってきます。
私たちは当たり前のように接していますが、これを小学5、6年生が何の疑問も待たずに実施してくるってすごいことだと思っています。
公立中高一貫校受験は、運や縁の要素が大きいので、ここまでやれば合格という保証がありません。現に昨年の公中倹の合格データでも偏差値66〜70の生徒さんが不合格になっており、35以下の生徒さんでも合格者がいます。
やはり、「勉強って楽しくて面白い」という心を作っていくことが大切ですね。
当校から宗像中受検に不合格になった生徒さんが、今高校3年生でいますが、中高ともにトップクラスの成績を維持しています。
「自分のため」「勉強って楽しい」「遊びも勉強」を今後とも根気よく指導できたらと思います。
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