国公立大前期入試の結果がおおよそ出揃いました。
大阪大学、北九州市立の合格を確認しましたが、九州大学受験者の方々は厳しい結果となりました。
後期入試に向け頑張ってほしいですね。
昨年の神戸大、本年の大阪大、同志社大、立命館大と関西地区に縁があるのでしょうか…
後期で関西地区を受験される方がいるのでご縁があるといいなと思っています。
大阪大学合格の生徒さんは小学生の時からお預けいただいている生徒さんで、昨日合格の報告に来てくれた際、なんだか感慨深いものがありました。帰る時に教室に向かって深々と礼をしている姿を見て、この教室が青春の1ページであったんだと感じ込み上げてくるものがありました。
塾はあくまでもサポートすることが仕事です。頑張るのも本人で苦しい思いをしている姿を幾度となく見てきました。そのお手伝いができたことは私の大きな財産です。
私がこの生徒から学んだことは「努力の大切さ」です。
この生徒さんは極めて優秀な生徒さんでしたが、飛び抜けて地頭がいいという生徒さんではありませんでした。どちらかといえば理解をするのに時間がかかる生徒さんです。
これは本人も認識していて私たちの会話の中でよく出てきた話題です。
ただ、「努力の才能」が飛び抜けていて、理解をするのに人の2倍かかるのであれば時間を2倍かけてしまえばいいという当たり前のことを当たり前のように実行できる生徒さんです。
この生徒さんと出会って私は「頭がいい」という言葉を使わなくなりました。なんだか努力なく成績がいい人のことを言っているようで違和感を感じたからです。
今まで多くの生徒さんをお預かりし、「地頭がいいんだな」と思う生徒さんとも多く出会いましたが「努力の才能」を兼ね備えている生徒さんは極めて少なく「努力の才能」というものがいいかに貴重で尊いものだと感じています。
今後の学生生活やその後の長い社会人生活でも努力を惜しまず社会の役に立てる人材となっていただきたいと思っています。
生徒さんへ
「本当に長く辛い小中高生活でしたね。希望の進路に進むことができて本当に嬉しかったです。多くの方々の生活の支えになれるような人材になってください。今まであまり遊んでこなかったと思うのできちんと遊ぶことができる人にもなってくださいね。希望の髪型やピアスをあけると嬉しそうに話していたのが印象的でした。大人の女性になった姿で塾に遊びにきてくださいね!」
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